アーユルヴェーダを学ぶ上で基本となるのがドーシャ(生命エネルギー)の考え方です。
ドーシャは、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つの性質から成り立っています。
人はそれぞれ、この3つのドーシャを持っていますが、そのバランスが異なります。
そのため、
自分がどのドーシャを一番多く持っているのか?
ドーシャが乱れるとどうなるのか?
乱れたドーシャはどうやって整えればよいのか?
をこれから学んでいきます!
今日はそんなドーシャの乱れる原因と症状について学びました。
その中で、ヴァータタイプの原因と症状を整理したいと思います。
ヴァータは「風」と「空」の要素を持っています。
ヴァータのエネルギーが乱れる原因
ヴァータのエネルギーには動く、冷たい、軽い、乾く、粗いと言った性質があります。
そのため、ヴァータのエネルギーが乱れる原因は、
その性質をより上げてしまうようなことを行うことです。
例えば、
・運動のし過ぎ
・断食のし過ぎ
・痩せる
・睡眠不足
・冷たいものの飲み過ぎ、食べ過ぎ
・乾燥したもの、苦味、渋味の摂り過ぎ
・浄化(パンチャカルマ)のし過ぎ
・怪我や骨折をする
・生理的欲求の我慢(尿、便、ガス、くしゃみ、涙、汗など)
・ヴァータのエネルギーが上がる季節(雨季、秋冬)
・ヴァータのエネルギーが上がる時間(消化後、夕方)
など。
ヴァータのエネルギーが乱れた時の症状
主に「痛み」や「乾き」の症状が現れます。
・膨張するような痛み
・切れるような痛み
・針で刺すような痛み
・割れるような痛み
・詰まって塞がったような痛み
・骨折したような痛み
・締め付けられるような痛み
・つったような痛み
・疼くような痛み
・脈打つような痛み
・喉の異常な渇き
・震え
・乾いてザラザラになる
・痩せる
・感覚器官(特に皮膚)の機能が弱まる
・口の中に苦味があり、血色が悪くなり、青白くなる
など。
授業の感想
ヴァータのエネルギーの性質を理解していると、ヴァータの乱れる原因がよくわかりました。
痛みの症状を眺めてみると、
割れるような痛みは頭痛に通じるし、
詰まって塞がったような痛みは、便秘に通じます。
他にも膨張するような痛みは、お腹にガスが溜まっているのかも知れません。
ガスは風の要素なのでヴァータのエネルギーの乱れが伺えますね。
と言うように、痛みからどのような不調に関係するかを考察すると面白いですね。
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