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マッサージ理論を学ぶ【マッサージをやってはいけない時】

The College of Ayurveda

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アーユルヴェーダのマッサージは、ハーバルオイルを使用して行います。
ハーバルオイルには身体の老廃物を溶かして排出し、栄養を届けるパワーがありますが、
アーユルヴェーダのマッサージはいつでも行っていい訳ではありません。
今日はどんな時に、マッサージを行ってはいけないのかを学びました。

マッサージをおこなってはいけないのはどんな時?

代表的なのは、
・アーマ(未消化物)がある時
・食後すぐ
・急性の病気の時
です。

なぜ、マッサージをおこなってはいけないの?

英国アーユルヴェーダカレッジで教えるマッサージは、
タイラヴィマルダナの手技を使っておこないます。
タイラヴィマルダナは筋肉の表層部から深層部をほぐし、
身体にオイルを浸透させていきます。

そのため、アーマ(未消化物)がある時や急性の病気の時は、テクニック
消化力が落ちているので、そこにマッサージでオイルを入れると
体がオイルを消化できないからです。
また、食後も食べたものの消化に集中させたいため、
消化し終わってからマッサージすることをすすめられています。

他にも、
・妊婦
・アルコールを飲んでいる時
・生理中
・アレルギーのある時
・過労
・子供
などが禁止されています。

妊婦さんは安定期に入るまでは赤ちゃんへの影響が大きいため
マッサージはできませんが、産後2週間ぐらいしてからは
マッサージした方がよいとされています。
産後すぐや生理中などは身体にアーマ(未消化物)があるので、
マッサージは控えます。

急性の時、マッサージをおこなってはいけない症状

・高血圧
・糖尿病
・喘息
・癌
・脳梗塞や脳出血で麻痺がある時
・うつ
・骨粗しょう症
など。

但し、症状が安定し慢性の時は、マッサージをおこなった方が
症状が緩和される効果が期待できます。

授業の感想

今回の授業のテーマである「マッサージをやってはいけない時」は本当に大事ですね。
マッサージをして、余計に症状を悪化させてしまうことがないように、
セラピストだけでなく、お客様にも理解していただく必要があると感じました。
まず、病気や体調の悪い時はマッサージをせず、身体を休めることに専念するように。
そして、症状が落ち着いたらマッサージで緩和ですね。
そして、やってはいけない時だけでなく、やってはいけないことについても、
しっかり学ぶことが必要だと思いました。

アーユルヴェーダと聞くと、シロダーラ(額にオイルを垂らす施術)をイメージされる方が
多いですが、インドやスリランカでは、シロダーラは医師が行うそうです。
それだけ身体への影響が大きいと言うことだと思うので、注意が必要ですね。

 

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