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アーユルヴェーダプラクティスの実践【冷え・のぼせ・浮腫み】

The College of Ayurveda

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今日は宿題として出されていた「冷え・のぼせ・浮腫み」の
定義、原因、対策を全員でディスカッションしながら、
現代医学とアーユルヴェーダの両面から考察していきます。

冷えの定義と対策について

順番に宿題を発表しながら、各自で調べてきたことと照らし合わせて、
考え方はあっているか、他に原因や対策はないかなどみていきます。

冷えの定義とは?

抹消部位の冷えていることで、一般的に「冷え症」と言われている症状。

冷え症は、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、
血管が収縮し、手足などが冷えてしまう状態です。

なぜ、血液の流れが悪いのでしょうか?

考えられる原因は?

1.熱量の不足
・栄養不足により筋肉量が少ないた、め熱の産出が不足している。

2.循環が悪い
・自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位な状態となっている。
・血液の質が悪い(血液がドロドロで流れにくいなど)
・血管が細くて血液が遅れない
・低血圧
・体に水分が溜まっている

など。

女性に冷え性が多いのはなぜ?

・男性に比べて、筋肉量が少ない
・生理、妊娠、出産などでホルモンのバランスが崩れやすい
・血管が細い

対策は?

基本的には原因となってるものを取り除くことです。
・栄養を摂る → 栄養不足の解消
・運動をする → 筋肉量を増やす
・睡眠、休息 → 副交感神経が優位な状態にする
・衣服に気をつける → 血流の流れをよくする
・ビタミンCを摂る → 代謝をあげる
・マッサージをする → 血流をよくする
・温かいものを摂る → 体を温める
・瞑想をする → 気の巡りをよくする

など、さまざまな意見がでました。
アーユルヴェーダ的に考えると、「冷え」はヴァータの症状です。
ヴァータの機能は「動く」ことなので、血液を運ぶのは
ヴァータの役目です。循環が悪いと言うことはヴァータのエネルギーが
上がっている状態なので、エネルギー鎮静するためには、
動性、冷性、軽性、乾性、粗性と逆の性質のものを摂取するのがいいですね。

授業の感想

冷えの後に、のぼせ、浮腫みも同じように考察していきました。
「のぼせ」はピッタの症状、「浮腫み」はカパの症状です。
症状別にどのドーシャの症状かを知るとドーシャの性質と絡めて
考えられるので、対策が立てやすいと感じました。
プラクティスは基本理論で学んだことをどのように生かしていくかの
練習なので、とても勉強になります。

 

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