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池谷萌絵子さん 総合プロコース第50期 卒業

アーユルヴェーダに興味を持ったきっかけ

池谷萌絵子さん
疲れやすく体調を崩しやすいことや便秘の症状などに悩んでいて、本屋さんで腸活などの健康にまつわる本を探していた時に、英国アーユルヴェーダカレッジ卒業生のあかりリッピーさんの本を見かけました。当時、アーユルヴェーダという言葉すら知りませんでしたが、その本を読んで自分がヴァータ体質だということがわかり、疲れやすいことや冷え、便秘、腹部膨満感、更にはメンタル面での集中力のなさやせっかちであることなど、ヴァータの特徴や出やすい症状など全てが当てはまっていることに驚きました。そこからアーユルヴェーダの本を読み漁りました。
 

アーユルヴェーダを本格的に学ぼうと決めた理由

本で読むだけの知識では限界があると感じて、本格的に勉強したいと思いました。それまで続けていた仕事と別のキャリアを考えた時に美容や健康に関わる仕事もいいかもしれないとも考えていました。
 

英国アーユルヴェーダカレッジを選んだ理由

アーユルヴェーダという言葉を知ってからすぐに、勢いで英国アーユルヴェーダカレッジの説明会に申し込んだ感じです。説明会では山田校長にもヴァータ体質の人はとても決断が速いと言われました。
その時は、美容や健康に興味はあったものの、セラピストとして働くことは全く考えていませんでした。ただ、どうせ学ぶのであればしっかりと学びたいという思いがあり、アーユルヴェーダ関連の講義時間が多く、更に解剖生理学や心理学も学べる充実したカリキュラムに惹かれました。それから現役のアーユルヴェーダドクターでもあるスリランカ人の先生から学べるということ、翻訳された書籍や通訳を介したセミナーなどはありましたが、日本語で教えてもらえるというのがとても良いと思いました。在学中は地方在住だったので、オンラインで学べるということも理由のひとつです。
最終的な決め手は、山田校長の説明会です。第一印象で人柄の良さがすごく伝わってきましたし、気さくにお話されているのに知識も豊富で、自分の性格などもズバッと言い当てられて、本当にすごいと感じ、尊敬できる先生のいるこのスクールで学ぼうと決めました。
 

英国アーユルヴェーダカレッジで学んで良かったこと

考えていた以上にみっちりパーリタ先生から教えていただいたと思います。入学前は、何となく「アーユルヴェーダの体質や生活法、食事法などが学べるんだろうな」と想像していたのですが、『アーユルヴェーダ理論』の授業は、歴史から始まり、哲学やドーシャ理論、病気についての考え方や薬理学まで、本当にたくさんのことを教えていただきました。大人になってからこんなに頭を抱えて考えることがあるとは思いませんでしたが、思いっきり勉強させてもらえたという達成感があります。オンラインでの受講でしたが、発言の機会も多く、一方的な講義ではないので疎外感のようなものも全くありませんでした。
パーリタ先生はよく質問を投げかけてくれるのですが、明確な答えのない、「自分で考えてごらん」という質問も多いので、答えを求めるだけではなく自分で考える力がついたと思います。また、同期のみんなとのディスカッションの時間もあり、意見を出し合って話し合うことでより理解が深まりました。
課題もたくさんありたいへんでしたが、こんなにしっかりと学ぶことができるのは、英国アーユルヴェーダカレッジだけだろうなというのを在学中から感じていました。
『ディナチャルヤ実践』の授業で毎日生活を記録するのもたいへんだった課題のひとつですが、数カ月に渡ってセラピストとしてアドバイスする練習ができたこと、またクライアントとしてアドバイスしてもらった経験もとても良かったです。アドバイスし合った生活記録は今でも見返したりしていますし、お互いにセラピスト、クライアントをやり合ったことで仲が深まり、卒業後も情報交換をしたりしています。そういう友人ができたことも良かったです。
山田校長の『心理カウンセリング』も元々心理学に興味があったということもあり、とても面白かったです。幼少期の体験が今の自分に繋がっているということやトラウマを探っていく手法、そして「セラピストになるのに自分を癒せないままではいけない」という山田校長の言葉が印象に残っています。そこから、自分に目を向けられるようになり、しっかりと時間を取ってセルフマッサージなどのケアができるようになりました。
 

セラピストの道に進もうと思った理由

卒業が近づいていた時に、山田校長が卒業後の相談に乗ってくださいました。カウンセリングに興味があったので、その道に進むか、セラピストをやるか悩んでいたのですが、山田校長に「せっかく勉強したのだから、一度はセラピストを経験するのも良い」と言われ、セラピストの仕事をやってみようという気持ちになりました。
入学前はセラピストになるということはあまり考えていなかったのですが、実技の授業がとても楽しかったというのも大きな理由です。施術をすることも楽しかったですし、モデルとして施術を受けることで安心感、安らぎ、癒されるということを体感することができて、それを自分も人に与えられるということが素敵だなと思うようになりました。
実技試験が近づき祖母にモデルになってもらって練習していたのですが、不眠症に悩んでいた祖母から「ヘッドマッサージをしてもらうと眠れる、身体もマッサージを受けると全然違う、調子が良い」と言われ、人に喜んでもらえる仕事なんだということを実感することもできました。
このような経験と山田校長が背中を押してくださったことで今に至っています。
 

現在の活動とこれから

今は、スクールで紹介していただいたサロンでセラピストとして勤務しています。
お客様とお話するときは、スクールで習った、「傾聴、まずは聞く、聞いて受け入れて共感する」ということをとても意識しています。そうすることでお客様もより深くお話してくださっていると感じます。東洋医学のサロンなので、直接アーユルヴェーダについてお伝えするという機会はないのですが、体質に合った生活習慣や食事などをアドバイスさせていただいています。
仕事がとても楽しく、カウンセラーではなくセラピストの道に進んで本当に良かったと思っています。
人に喜んでもらえるというのが自分の中では一番幸せなことで、お客様に頼っていただくことや、施術後にいただく感想やお礼の言葉はとても嬉しいです。少しでもその方のお役に立ち、生活の一部になれているのかなと思うととても幸せを感じます。今後もセラピストとしての経験を積んでいきたいです。

また個人的には、アーユルヴェーダをもっと深堀したいという思いと、アーユルヴェーダを知らない人にもうまくお話できるようになるために他の角度から見た知識を得たいという思いから、分子栄養学を勉強しています。消化力が一番大切であることや、体質に合わせることなど、アーユルヴェーダと共通していることもあり興味深く学んでいます。例えば、ヴァータ体質の自分にも出やすい症状である膨満感を現代医学的に照らし合わせたり、ヴァータを鎮静する味が分子栄養学の視点で見ても理にかなっていたりと、より理解が深まります。ゆくゆくは講座やセミナーを開催することなども視野に入れ勉強をしています。
 

メッセージ

今の時代は簡単にたくさんの情報が目に入り、インターネットで少し調べるだけでも、あれを食べた方がいいとかこれがダメといったことが出てきます。わたしもその情報に踊らされていたひとりなので、いろいろな健康法を実際に試してみましたが、自分には合わないということも多かったです。アーユルヴェーダを学んだことで、自分を知ることができ、体調管理も自分でできるようになりました。しっかりと知識を得ることは一見遠回りに見えますが、一番の近道だと思います。

 
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