解剖生理学を学ぶ【セラピストとして自信を持って施術ができる!】

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今日は、運動生理(骨)の講義です。
運動生理(骨)では、「運動によって身体にどのような変化が生じるのか、その現象と仕組みについて理解する骨編です。

運動生理って言うと難しく聞こえがちですが、
骨の役割や体の各部位の
骨の名前、骨にみられる病気などを学びました。

お客様の身体に直接触れるセラピストにとって、
欠かすことのできない学びです。

骨の構造などの基本を理解していないと、こわくて、
お客様の身体に、自信を持って触ることができないですよね。

この講義では、リハビリテーションの現場などで活躍する理学療法士の先生から、
運動生理についてしっかりと学ぶことにより、
セラピストとして自信を持って、お客様の身体に触れ、施術することができるようになります!

骨の役割

骨にはどのような役割があるかご存知でしょうか?
一番思いあたるのが、「体を支える」とか「保護する」
ようなことかと思いますが、

役割は、
・身体の支柱
・運動器
・内臓器官の保護
・カルシウムの貯蔵
・造血
でした。

「カルシウムの貯蔵」と「造血」も行っているんですね。
骨にはカルシウムと言いますが、貯蔵もしているとは、
知りませんでした。
身体の中のカルシウムが不足すると、骨に貯蔵されていた
カルシウムが使われるそうです。そのため、身体の外から
しっかりカルシウムを補給しないと、骨からずーっと
カルシウムが放出される状態になり、骨がもろくなってしまいます。

頭の骨

頭部の骨は頭部にしか見られない関節で連結されています。

その関節は、
・冠状縫合 :前頭骨と左右の頭頂骨の間にある
・矢状縫合 :左右の頭頂骨を結ぶ
・ラムダ縫合:左右の頭頂骨と後頭骨の間にある
・鱗状縫合 :後頭骨と側頭骨の間にある
と呼ばれています。

ザックリ各関節の位置をイメージすると、
冠状縫合はカチューシャをするあたりで、
矢状縫合は頭の前から後ろに向かって矢を引く感じのところ、
ラムダ縫合は頭頂の少し後ろあたりから左右の耳の後ろあたりに線を引く感じのところ、
鱗状縫合は左右の耳上少し後ろよりのところって感じです。

頭蓋骨の連結部分を関節と呼ぶんですね。。
それぞれの関節部分をなんとなくこのあたりかなと、
指で優しく押してみると少し柔らかい気がします。

頭の骨以外にも、脊柱や胸郭、上肢、下肢、骨盤など学びましたが、
骨盤に興味があったので少し紹介します。

骨盤

骨盤は左右の寛骨、仙骨、尾骨で構成され、中に膀胱、直腸、生殖器が
入っています。

男性ってお尻がシュッとしていていいなって、思ったことありませんか?
今日はその謎が解けました!

それは、
そもそも男女で骨盤の形が異なるからです。

男性の骨盤は高く狭い「バケツ状」
女性の骨盤は浅く広い「タライ状」
なんです。

女性は出産をするので、バケツ状だと胎児を育むのに
窮屈ですよね。だからタライ状になっているんです。
本当に人間の体ってよくできていますよね。

骨によくみられる病気

代表的なのは「骨粗しょう症」ですね。

カルシウム代謝の低下や減少によって骨密度が減少して
骨がもろくなる疾患。
軽い外力で骨折をおこしやすく、重度になると自重で骨折することも。

カルシウム代謝の低下は加齢によるところが大きいので、
日頃からカルシウム摂取を心がけるといいですね。
あとは女性ホルモンの低下も要因に。
こちらも加齢が関係しています。

骨粗しょう症以外にも、「脊椎側弯症」、「椎間板ヘルニア」も
骨によくみられる病気でした。

 

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