上馬塲和夫先生による「アーユルヴェーダ研究成果」の講義がありました。
上馬塲先生はアーユルヴェーダに関するさまざまなイベントで全国各地を巡られているので、
最新のアーユルヴェーダ情報を交えながら、アーユルヴェーダの歴史を踏まえつつ、
実践的で深い知恵を教えていただきました。
アーユルヴェーダの一番の教科書とは
上馬塲先生から最初に言われたのは、
「頭で勉強するのではなく、
身体で感じられるセラピストになって、
アーユルヴェーダを伝えていきましょう」
そして、
「みなさんの身体が一番のアーユルヴェーダの教科書ですよ」
と、
自分の身体が一番の教科書・・・。
確かにそうですね。
自身の身体の声を聴き、アーユルヴェーダの知恵を使って
対処した効果を一番的確に感じられるのも自身の身体です。
一番身近で一番わかりやすいアーユルヴェーダの教科書ですね。
そして、アーユルヴェーダセラピストとしての基本も忘れてはいけませんね。
例えば、
○○がいいと有名な先生に言われたから、
身体の声も聴かずに一生懸命飲み続けました。
けれど身体の調子は一向に良くならないんです。
どうしてでしょうか?
アーユルヴェーダを正しく理解し、
身体で感じられるセラピストなら、
答えは簡単ですよね。
誰かがいいと言ったから、それが全ての人にいいとは限りません。
それぞれの体質にあった対処法が必要です。
アーユルヴェーダの研究成果で学ぶこと
アーユルヴェーダの研究成果では、アーユルヴェーダの最新情報と研究発表を学びます。
毎回に最新情報にアップデートされた内容を学ぶので
学ぶ内容も少しずつ変わりますが、一例をあげると、
・これからの日本や世界における医療・介護・福祉の問題点
・東洋医学の治療法
・アーユルヴェーダの歴史
・アーユルヴェーダの教え
・呼吸の意義
・アーユルヴェーダの脈診法による体質診断
・アーユルヴェーダの体質論、体質の特徴・適正・相性
・オイルマッサージの効果や可能性
・マッサージによる睡眠の質の変化や唾液中のコルチゾール濃度の変化
などなど。
ここに書ききれませんが、さまざまな観点から研究された成果を教えていただけるので
興味深く、一番身近に対応できる各ドーシャ別(ヴァータ、ピッタ、カパ)の鎮静法も、
とても勉強になりました。
今回の講義では、新型コロナウイルス感染予防についてもふれていただき、
アーユルヴェーダの凄さを再発見した一日でした。
講義で印象に残ったこと
みなさんは「天才バカボン」をご存知でしょうか?
「天才バカボン」は昔のアニメです。
毎回バカボンのお父さんが何か事が起こると、適当に対処して
「これでいいのだ~」って言うシーンがあります。
この「バカボン」と言う言葉は、サンスクリット語で、
バカボン = 薄伽梵
「あるがまま、ありのままを受け入れる」気持ちを示す言葉だそうです。
まさに「これでいいのだ~」なんです。
まさか、あのアニメにこんなに深い教えがあったとは。。
天才バカボンとは「覚った人」だったんですね。
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