特別なビューティーテラピーの方法で食事の効果や性質、効果的な摂り方を学びましたが、
そこからさらに進んでドーシャ別に各ドーシャをバランスさせる食事について学びました。
今日は、カパをバランスさせる食事をご紹介します。
カパのエネルギーバランスが増えると?
カパのエネルギーが憎悪すると身体にさまざまな症状が現れます。
どのような症状が現れるかをみる前に、まず、カパの性質について
考えてみましょう。
5大基本要素で言うと、カパは「土」、「水」の要素を持っています。
「土」や「水」と聞いてどのようなイメージを想像されますか?
「土」は、冷たい、重い、安定している、動かないような感じで、
「水」は、冷たい、液体のようなイメージでしょうか?
おそらくイメージされたような、冷たい、重い、安定していると
言ったような性質がカパの性質になっています。
カパの性質は、重性、冷性、遅性、油性、安定性などです。
カパのエネルギーが増えるとカパの持っている性質がより強くなり、
以下のようなを症状が現れてきます。
・体が重くて、眠気がとれない
・寝すぎる
・日中や食後に眠くなる
・行動や思考が緩慢になる
・気分が重くなる
・やるきがでない
・食欲がなく消化が重い
・口の中が粘つく
・鼻水が出る
・花粉症、鼻づまり、気管支喘息、糖尿病、消化不良、肥満・・・
など。
いかかでしょうか?
当てはまる症状はありますか?
もし、いくつか当てはまるようであれば、カパをバランスさせる食事を
摂り入れていただくと、カパエネルギーの鎮静化に役立ちますよ。
カパをバランスさせる食事
カパの持つ性質である冷たくて、消化に重い食べ物は、
憎悪したカパのエネルギーを更に上げてしまいます。
そのため、カパの持つ性質と反対の性質のものを摂り入れる
ことでカパのエネルギーをバランスさせることができます。
それには、温かくて軽い食べ物や味覚を強く刺激する
苦くて、渋い食べ物、消化が早くてカロリーの低い食べ物、
体に刺激を与える食べ物がよいです。
例えば、
・軽食
・軽く料理された食べ物
・生のフルーツ
・野菜
・スパイシーで苦味があって、渋味の多いもの
・温かいもの
・少量のギー
など
逆に、
・とても甘い食べ物
・脂肪分の多い食べ物(揚げ物、ハンバーガー、ミルクセーキ)
・乳製品(バター、アイスクリーム、チーズ)
・塩分の摂りすぎ
・酸っぱいものの摂りすぎ
・オイルでじっくり料理された食べ物
などは、カパのエネルギーを増やしてしまうので、控えめにしましょう。
食べ過ぎもカパのエネルギーを増やしますよ。
朝食に特におすすめの食べ物は、
・りんご酒
・りんごペーストのそば粉のパンケーキ
・トウモロコシマフィン
・スキムミルク
・蜂蜜入りの苦いココア
など。
朝を活気づけるためには、蜂蜜、白湯、レモンジュース、ショウガもいいです。
冷たいシリアル、冷たいジュース、ミルク、砂糖の入ったペーストリー、
ベーコン、ソーセージなど、冷たくて、塩分と油分のあるものは
カパのエネルギーを増やすので控えめにしましょう。
おすすめのスパイスは、
・ショウガ
・クミン
・ゴマの種子
・ウコン
です。
基本的にカパ体質の人は、溜めこみやすく省エネモードなので、
朝食を抜いても大丈夫です。
体質をチェックしてみよう!
まずは、自分の体質を知ることから。
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体質は生活環境や生活習慣によっても変わってくるので、
昔はカパ体質だったけれど、今はワータ体質に傾いている
と言うこともありますよ。
昔の体質が知りたい方は、小学校1年生ぐらいの時の自分が
どんなだったかを思い出して同じチェックをしてみてくださいね。
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