今日は「ディナチャリア理論」の講義で人生の目的についてお話がありました。
人はなぜうつになるのか
講義の中で、
「人はなぜ、うつになるのか?」
と言うお話があり、
それは、
「多くの人は、誰かの役にたたないといけないと思っている」から
だそうです。
「人は誰かのために生きているのではなく、
自分の人生の目的(ダルマ、アルタ、カーマ、モークシャ)を
体験するために生きているのです」
そして、
「健康になることが、人生の目的でもないのですよ。」
と。
誰かのためではなく、自分の人生の目的を体験するため。。
それには、善い行いが手助けしてくれそうです。
人生の目的とは
人生の目的は、サンスクリット語で
「プルシャアルタ」と言います。
プルシャ=人、 アルタ=目的
アーユルヴェーダでは、
人が生きる上で追い求める目的を4段階に分けて説明しています。
アルタ(安全)
4段階のうちの1段階目。
アルタは「富」という意味です。
富はお金だけのことを指すのではなく、
安心・安全に暮らしていくために必要なものです。
カーマ(喜び)
4段階のうちの2段階目。
カーマは「情熱、愛、欲望」という意味です。
日々の生活を楽しく幸せにしてくれるものです。
自身が楽しいと思えること、楽しい会話や美味しい食事、旅行・・など。
ダルマ(善行)
4段階のうちの3段階目。
ダルマは善い行いによって得られる「徳」という意味です。
お金や見返りを求めず、人のために尽くすこと。
徳を積むことで、アルタとカーマに繋がります。
モークシャ(自由)
4段階の最後の段階にあたります。
モークシャは本当の自分を知り、
自分を束縛するものや無知から
解放される事です。
アーユルヴェーダでは、
人はダルマ、アルタ、カーマ、モークシャの4つの目標をもちます。
その中でもダルマがもっとも大切であると教えています。
それは、
人がダルマを遂行していくことで、アルタやカーマを得て、
最終的にモークシャに到達することができるからです。
授業の感想
人生の目的を考えるうちに、哲学的な思想に入ってしまいそうですが、
アーユルヴェーダの知識を交えての講義はとても分かりやすく、
「どうして健康であることが大切なのか」がわかりました!
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