皮膚生理学を学ぶ【季節と肌】

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日本には四季があり季節を楽しむことができ素敵ですよね。
そのため、一年を通して同じ気候の国とは違い、季節に応じた過ごし方が必要です。
特に身体を外側の刺激から守る皮膚の役割は重要です。
今日学んだ季節毎の肌ケアのポイントをご紹介しますね。

春の肌ケア

肌の状態

・冬の間角質層が厚くなっているため、皮脂膜の形成が不安定になる。
・新陳代謝が活発になる。
・紫外線の量が突然強くなり、かぶれやすくなる。
・季節の変化に順応できず不安定になる。

ケアのポイント

・厚くなった角質を徐々に取り除く。
・肌のリズムを正常に戻すため、マッサージやパックをおこなう。
・肌の水分バランスを保つため、水分、油分をバランスよく与える。
・紫外線から肌を守るためUVカットを使用する。
・良質なたんぱく質やビタミンを摂取する。
・身体のリズムを整えるため、十分な睡眠をとる。

夏の肌ケア

肌の状態

・紫外線の量、強さ、共に年間最大になり、肌に大きなダメージを受ける。
・高温多湿のため、皮脂や汗の分泌量が増大する。
・冷房の影響で血行が鈍り、新陳代謝が悪化する。

ケアのポイント

・日傘やUVカットで紫外線から肌のダメージを防ぐ。
・汗や汚れで弱った肌は弱酸性洗顔料を使用し、泡で包み込むように洗顔する。
・刺激の少ない化粧水で十分な水分補給を心がける。
・ビタミンB群をなるべく多く摂取し、抵抗力をつける。

秋の肌ケア

肌の状態

・夏の疲れが肌に残っている。
・気温の変化が激しく不安定になる。
・一気に空気が乾燥する。

ケアのポイント

・基本は保湿する。
・ターンオーバーを促進する。
・栄養の導入する。

冬の肌ケア

肌の状態

・寒気、寒風、冷水のために皮膚の働きが弱まる。
・脂腺、汗腺の働きが鈍り、皮膚表面の油気がなくなる。
・皮膚の弾力がなくなり、皮膚に裂目ができてくる。

ケアのポイント

・皮膚の表面を油(クリーム)で補う。
・皮膚の血液循環をよくする。

授業の感想

春から冬への移り変わりは、年齢を重ねるのと同じように感じました。
子供から青年を経て、中年、老年と言う風に。

お肌は20歳をピークに老化が始まります。
手入れや環境によって肌年齢は影響されるので、
丁寧にケアすることが必要ですね。

セラピストとして活動していく場合、「見られる側の立場になる」
と言うことも意識していきたいと思いました。

 

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