TOP > 体験談 > アーユルヴェーダで起業したい(川俣麻衣子さん)

アーユルヴェーダを知ったきっかけを聞かせてください。

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最初のきっかけは、バリ島の旅行で受けたアーユルヴェーダのトリートメントでした。 とても気持ちよくて、今まで味わったことのない、生まれ変わったような気分になりました。 今でも忘れられません。

気持ちよかったという体験だけで終わるのが通常ですが、その後アーユルヴェーダを学ぼうと思ったのはなぜですか。

実は高校生の頃にテレビで見た女性経営者の影響で、25歳までに起業したいという夢があって、何で起業するかをずっと悶々と考えていました。「アーユルヴェーダで起業できるかも」と直感で思い、本格的に学ぼうと決意しました。

決意するまでを教えていただけますか?

偶然にも、私の好きなミュージシャンの歌詞に「アーユルヴェーダシロダーラ」という言葉があるのに気づき、バリで体験したアーユルヴェーダとその歌詞がリンクして、「アーユルヴェーダってなんだろう?」と、 とても興味がわきました。

ネットで調べたところ、アーユルヴェーダは生命の科学という意味で、神秘的なことがたくさん書いてあって、不思議とどんどん惹かれていきました。 まずは、別のスクールのワークショップに参加したところ、シタールという楽器を使うスリランカ人の音楽療法家と出会いました。

早速、その方にスリランカへ連れて行ってもらって、アーユルヴェーダドクターの話を聞いたり治療を受けたりして、本場のアーユルヴェーダを体験しました。 そこで、アーユルヴェーダで起業をしようと思い立ち、本格的に学ぶ決意をしたのです。

そのまま、本場スリランカで勉強したいとも思いましたが、仕事を辞めるわけにもいかず、「日本で学ぶ方法はないか」と考えるようになりました。

英国アーユルヴェーダカレッジに入学することになったのはどのような経緯だったのでしょうか?

入門セミナーと個別無料説明会へ参加し、 英国アーユルヴェーダカレッジへの入学を決めました。
入門セミナーは、とてもわかりやすく、 自分の体質も知ることができて、「アーユルヴェーダを学ぼう」という思いがさらに高まりました。

個別無料説明会では、詳しいカリキュラムの話を 山田校長から直接聞くことができたのもよかったです。アーユルヴェーダ以外にも、経営マネジメントや心理学も学ぶことができるとわかり、人に動かされるのではなく起業家として人を動かす立場にたちたいと思っている私にとっては、ぴったりの充実したカリキュラムでした。

しかも山田校長が本当に魅力的な方で、とても話しやすく、親身になって接してくださったので、この先生のいる学校なら安心して学べると思いました。

ほかのスクールの見学や説明会には行かれましたか?

ホームページを見ましたが、説明会やセミナーに参加したのはカレッジだけです。 カレッジのホームページの印象が明るくて一番好きで、話を聞こうと思えたのがカレッジだけでした。 他のスクールは説明会に参加していないので何とも言えませんが、 アーユルヴェーダだけを専門的にやるという印象で、 現代の生活に合わせたアーユルヴェーダを学べるのはこのカレッジだなと思いました。

アーユルヴェーダに興味をもって、スリランカにも行って、その年に入学を決めているわけですから、とてつもない行動力ですね。

何かに突き動かされているような感覚でした。「何かしなければ!」という思いがあったのと、何より後悔したくなかったのです。

入学されてからはいかがでしたか?

正直に言うと、最初不安になりました(笑)。初日から想像以上にたくさんのテキストを渡されて、やることが多く「大丈夫かな。やっていけるかな。」と不安になったのを覚えています。レポートなど文章を書くことが苦手だったので、レポートの宿題がでると本当に大変でした。しかし一緒に学ぶことになった同期のメンバーにとても恵まれ、楽しみながら勉強を続けることができました。

平日に仕事をして、週に1度カレッジに通学するわけですが、その日はホーム(家)に帰ってきた感覚になるほど、安心できる場所でした。年代も偏っていなくて、それが良いバランスになっていたと思います。

同期とのエピソードがあれば教えていただけませんか?

「ディナチャルヤ実践」という授業のなかで、クラスメートとセラピスト役・クライアント役に分かれてカウンセリングの練習をします。セラピスト役の同期が、とても真剣に私のディナチャルヤ(一日の過ごし方)の実践日記を見てくれました。

私が、「一日の中で感謝すること」という欄にたくさんごちゃごちゃと書いた記載に、「まいちゃんのどんな小さなことにも感謝できるところがすごいし、逆に私が気づかされたよ。」と、心を込めたフィードバックをしてくれました。

いつでも自分のことを見てくれている人がいるという安心感を得ることができました。どんなときでも自然とお互いに思いやって支えあえる、そんな関係を築けた同期に出逢えたことは私の人生の宝物です。

幸せを運んでくれたという意味では、最「幸」の同期でした!

カレッジの先生たちはいかがでしたか?

先生も、皆さん、魅力的な方ばかりでした。たとえば、栄養学の安達先生は、3人の子育てをしながら起業もして、バリバリ働いている方です。あきらめない姿勢がとても素敵でした。

女性らしく、かつ美しいし、私がなりたい姿を見せてもらえたような気がします。

パーリタ先生は、日本のことが日本人以上に詳しくて、日本語でダジャレまで言うので、どんどん好きになっていきました。

有名なアーユルヴェーダドクターに直接学べることは本当に光栄でした。パーリタ先生の授業で一番楽しかったのが、スパイスカレーを作る授業です。

たった2時間弱でスパイスの説明をしながら、4種類ほどのカレーを作ってくださって、記憶に鮮明に残っています。マッサージの授業では、厳しくなって目つきも変わるので、いつも緊張していました。そんな先生に、最後に「今のターダナ(たたく)、良いバイブレーションでしたね」と、ほめてもらえたことがとても嬉しかったです。

 

 

そして、山田校長は、最初に会う前は、その経歴から厳しい方という印象でしたが、尊敬できる優しい方です。 私が入学したときも若くてイキイキされていましたが、今も変わらずお元気で、こんな大人になりたいなと思っています。接すれば接するほど好きになっていきました。

卒業してからサロン開業の準備をしている時も、何を用意したらいいか、価格の設定など親身に相談にのってくださって、卒業後も関係を続けていられるのが嬉しいです。 おかげで今、自宅でサロン「Present」を開いています。2014年7月にオープンしたばかりのサロンですが、少しずつ夢に近づいているのを感じています。

カレッジの先生たちの授業を通じて、知識だけでなく生き方も学んだ気がします。また、アーユルヴェーダも現代医学もどちらのいいところをも活用していけばよいのだというバランスの取れた考え方やスタンスを 身につけることができたのも私の財産の一つです。

アーユルヴェーダを学ぶ前と後の変化ではどんなことがありましたか?

身体面ではほとんど薬やお医者さんに頼らなくなりました。痒さが止まらなかった皮膚もセサミオイルを使ったセルフマッサージを行うようになってから、全く症状が出なくなりました。体調が悪いときに、自分で判断して必要なケアを自分にしてあげられるようになったのは、アーユルヴェーダに出会うことができたからです。私は本当に幸運だったと思います。

メンタル面では、完璧主義のような考え方から、自分らしく幸せに生きるための考え方をもてるようになりました。アーユルヴェーダに出会うまでは、 とにかく歯を食いしばって頑張れば、頑張っただけ幸せになれるのだと思っていました。その考えがダメなわけではないのですが、うまくいかないときには自分を責める武器にもなるのです。

実は、簿記1級の試験に2度失敗したことで、どうしても現実や自分を受け入れられなくなり、人生初の挫折感をもち、家から出ることもできないくらい人生のどん底のような気分が続きました。その時は、友人や家族の支えで乗り越えることができたのですが、今であれば、そこまで自分を追い詰めることはしないと思います。 今では、心が安定していることが多く、落ち込んでどうしようもないことは 全くといっていいほどなくなりました。

山田校長の「心理カウンセリング」の最後の講義で教えていただいた、インド哲学の「7スピリチュアルルール」の一つに最少努力の法則というのがあります。 自分を無防備にして、自然と調和して心地の良い状態で生きていれば、自分に合わないことをしなくても自然と幸せに生きていけるという法則を知りました。この考え方にふれたときに、ふっと頑張り続けてきた自分の肩の荷が下りて、気持ちが楽になったのです。 完璧ではなくてもいい、良い意味で自分が「楽」になるように生きて、幸せになれるということを知ることができました。

そして、自分の使命が明確になって、これから何をしていくのかということがはっきりしてきたことも、アーユルヴェーダを学んだ成果だと思っています。

自分の使命というのは最後まで知らずに過ごしてしまう人も多いですが、川俣さんの使命とはどんなものだったのですか?

アーユルヴェーダを学んで、幸せに生きるための方法をたくさん知ることができたので、今度はそれを人に還元していくことだと思っています。学び始めたころは、アーユルヴェーダを伝えることで「人に希望を与えていきたい」と思っていましたが、使命というのはどんどん変わって進化いくもので、今は、「希望だらけの世界を創ること」だと思っています。

アーユルヴェーダ5000年の智慧を世界中に広めることで、心身の調和がとれ美しく輝く人=希望にあふれた人を増やす、
それが私の使命です。

今は、サロンだけですが、アーユルヴェーダの講座をする計画もありますし、5年以内にはイベントスペースやアーユルヴェーダカフェ、トリートメントルームを併設した「プレゼントハウス」という施設を作りたいと思っています。そのあとは、スリランカと日本の懸け橋となるような活動もしたいなど、夢が尽きません。こんなふうに、自分の夢を具体的に語れるようになって、自分の使命を感じられているのは、やはりアーユルヴェーダを学んだからだと思います。起業の夢と現状のギャップに悶々としていた昔の自分とは大違いです。

前向きに頑張っている川俣さんを見ているとこちらも元気になります。

そんな川俣さんが現在でも続けているアーユルヴェーダの習慣はありますか?

たくさんありますよ。ディナチャルヤ(一日の過ごし方)であれば、白湯生活はもうずっと続けています。どんな飲み物よりも心がふっと安定するし、老廃物を流してくれるものなので毎日飲んでいます。 朝6時までには起きるようにしていますし、朝起きたときの舌苔(ぜったい)の除去もやらないなんて考えられません。 毎日ではないけれど、ちょっと体調が悪いなと思うときにやっているのは、呼吸法です。体質別の呼吸法がアーユルヴェーダには伝わっていて、体調に合わせて呼吸を整えています。

その他には、ココナッツオイルで肌の保湿を朝と夜に行ったり、アムラというハーブを使ったシャンプーを手作りして使っています。ココナッツオイルは匂いが甘くて気持ちがよく、美白効果もあって、おすすめのオイルです。姉に試したら、以前より明るい肌になりました。アムラのシャンプーは髪の指どおりもよくなって重宝しています。他にも、パーリタ先生に勧められて、シャワーを浴びているときにマントラ(真言)を唱えています。マントラの音は聞くことで、チャクラなどを整えてくれると言われていて、疲れたときなどに落ち着かせるために行っています。

川俣さんの日常にアーユルヴェーダが浸透しているのがよくわかります。

最後に、これからアーユルヴェーダを学ぼうと志す方に一言お願いします。

アーユルヴェーダときくと、宗教や難しいものという印象をもったり、ただの美容マッサージの一つという認識の方が多いのではと思います。学んでみて思うのは、アーユルヴェーダは日常にあるとても身近なもので、幸せな命の使い方を教えてくれるものということです。

まずはあまり難しく考えずに、どんなものか少し学んでみるといいと思います。カレッジの入門セミナーや山田校長の著書『思いが変われば運命が変わる』もおすすめです。 これから私もアーユルヴェーダを伝える立場になるので、山田校長がどうやって教えているかというのを学ぼうと、卒業後に入門セミナーへ参加しましたが、それでも学びや気づきがありました。 初めての方もとてもよく理解されていたので、迷われている方は一度受講されるといいと思います。 自己啓発本をたくさん読み続けるよりも、アーユルヴェーダを学び続けた方が、効果的に人生が180度変わっていくと思います。 人生を変えたいなと思っている方にはおすすめです。

アーユルヴェーダが人生の転機になる方が増えるかもしれませんね。

今日は、ありがとうございました!これからも応援していますので、頑張ってください。

ありがとうございます!

 
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