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ジャーカフ美由紀さん 総合プロコース第37期 卒業

アーユルヴェーダに興味を持ったきっかけ

ジャーカフ美由紀さん
イベント関係の仕事で昼夜のない生活をしていましたが、健康には自信がありました。それが40歳を過ぎた頃、それまでの不規則な生活とストレスからか、突発性難聴、過呼吸症候群、卵巣嚢腫と立て続けに発病してしまったのです。その時に私は、病気の症状だけを局所的に見ることよりも、同じ部署で同じような経験をしている人が他にもいるのに、どうして自分だけが病気になるのか、どうして自分だけがこんなにストレスに弱く自己肯定感が低いのかというようなことを考えるようになりました。
そしてこの経験を機に、自分の生活と人生に対する姿勢を見直そうと思い、アロマセラピーや漢方など健康にまつわるいろいろなセミナーを受講しました。その中で、ある漢方の講座に参加した際にアーユルヴェーダの話題が出たことが、アーユルヴェーダに興味を持ったきっかけです。アーユルヴェーダが全ての医療やセラピーの始まりであるということや基本的な理論について聞き、自分にはこれがあっているかもしれないと感じ学んでみたいと思いました。
 

アーユルヴェーダを本格的に学ぼうと決めた理由

アーユルヴェーダを知ったばかりの時は、医学であるという側面はあまり意識しておらず、生き方や日々の過ごし方を整えるために良いのではないかと思っていました。最初は友人の紹介で、個人で教えている先生にアーユルヴェーダの概要を習ったのですが、概要を知ったことで更に深く学びたい、アーユルヴェーダを伝え広げていくことを仕事にしたいという思いが生まれました。
 

英国アーユルヴェーダカレッジを選んだ理由

本格的に学んでみようと考えスクールを探し始め、明確な理由がある訳ではないのですがどこか連絡しやすい雰囲気を感じて、最初に説明を聞きに行ったのが英国アーユルヴェーダカレッジでした。説明会では、まず山田校長からアーユルヴェーダの入門講座のようなお話を聞けるのですが、それがとても面白かったことと、明るく屈託のない山田校長を信じて1年間学んでみようとすんなり思えたことを覚えています。当初は理論だけを深めたいと考えていましたが、施術も一緒に学んだ方がよいという説明に共感して、座学と実技を一緒に学ぶことのできる『アーユルヴェーダ総合プロコース』に入ることにしました。現在はそれを仕事にしているということもあり、とても感謝しています。
 

英国アーユルヴェーダカレッジで学んで良かったこと

現役のアーユルヴェーダドクターであるパーリタ先生から直接教えていただけるというのは、とても貴重な経験でした。授業ではアウトプットする時間も多く、当時は自分の理解力や語彙力の足りなさを思い知らされていましたが、現在も含めて、学び続けることで理解が深まるということを実感できています。午後の眠気を堪えて先生の言葉を書き留めたテキストやノートは宝物で、今でもお客様と接する中で生まれた疑問の答えを探すためにテキストを開いています。インターネットには載っていない答えがそこにはあります。
たくさん出てくるサンスクリット語に、生徒だった時は、覚えるのが大変で何の意味があるのかと思ったこともありましたが、卒業して数年経った今では、その意味や価値を感じられるようになりました。サンスクリット語はひとつの単語が様々な意味を持ちます。例えば「オージャス」という言葉は免疫と訳すこともできますが、他にも輝きであったり、美徳であったり、元気の素であったりと多くの意味を持ち、状況に応じて意味を捉えることができます。それがとても素敵で、アーユルヴェーダ的だと感じます。日本語訳だけでは少し違うものになってしまうような気もしますし、サンスクリット語で習うことができて本当に良かったと感じています。
多くの出会いがあったこともとても良かったです。同じことに興味がある人たちに出会えたこと、クラスメイトはもちろん、英国アーユルヴェーダカレッジは卒業後の再履修も可能なので、復習したくて参加したクラスの方とも交流できました。仲良くなって頻繁に会うような友人もでき、人生の楽しみが増えたと感じています。
 

現在の活動とこれから

PunyaMinya
現在は自宅でアーユルヴェーダサロンを運営しています。
入学した当初は、卒業後は企業などで従業員の方向けにアーユルヴェーダを伝えるような仕事がしたいと漠然と考えていましたが、授業で施術の練習をするうちに楽しさを覚え、セラピストの仕事も良いかもしれないと思い始めました。
卒業する少し前にはもうサロンをやろうと考えていたので、友人や知人を招いて施術の練習をしたり、アーユルヴェーダの基本理論のセミナーやギー作りのワークショップなどを行っていました。とても反応が良く、手ごたえを感じることができ、2018年の3月に卒業し半年後の11月には自宅サロンをオープンしました。
DIYが趣味なので、壁を塗ったり、棚を作ったり、ほとんどお金をかけずに楽しみながらサロンルームを作りました。壁に掛かっているブッダの絵は、スクールのリトリートツアーでスリランカに行った時に小さなお土産屋さんで見つけたもので、とても気に入っています。

サロンをオープンしてから、あっという間に5年目に入りました。サロンはゆったりと過ごしてもらう特別な時間にして欲しい、セミナーやワークショップでは日々の生活に役立つ内容をお伝えしたい、そんな思いでセラピストをしています。
宣伝は一切せずに紹介のみでやっていましたが、地域の方にもお役に立てることがあるだろうと思い、つい最近玄関にお店の表札をつけリーフレットを置き始めたところです。
ファスティングをはじめとした食育の勉強もしているので、健康に元気に人生を全うするためのワークショップにも力を入れていきたいと思っています。
 

メッセージ

全ては知ることから始まります。
そして好奇心(ヴァータのエネルギー)で世界が広がります。
より良く生きるためにアーユルヴェーダの教えは知っておいた方が良いと思います。
 

サロン情報

Punya Minya Ayurvedic Life Salon プンニャミンニャ アーユルヴェディックライフサロン
https://ayurvedanavi.jp/shop/punya-minya-ayurvedic-life-salon/

 
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