税所 宗子さん(セラピスト・講師アシスタント) 総合プロコース53期卒業生
女子サッカートップリーグに所属し、競技に打ち込んだ経験を持つ税所宗子さん。現役を退き、結婚・出産・子育てというライフステージを歩む中で、「これから何を目指して生きていけばいいのだろう」「自分が生まれてきた意味や使命とは何だろう」と、自分自身のこれからの生きがいを模索する時期があったといいます。そんな宗子さんが出会ったのが、アーユルヴェーダでした。
アーユルヴェーダを学ぶ前と後で、人生はどう変わりましたか?

「自分の体も、健康も、人生も、自分で考え、選び、守っていける」
学びを通して宗子さんが得たのは、健康に関する知識だけではありませんでした。自分の人生の軸を持ち、「自分の足で歩いている」と感じられるようになるまでの変化を伺いました。
アーユルヴェーダを知ったきっかけを教えてください
最初にアーユルヴェーダを知ったのは、料理がきっかけでした。
ちょうど出産や子育てを機に食の大切さを見直していた時期で、さまざまな食事法や健康法を取り入れていました。その中の一つとして、アーユルヴェーダ料理に出会ったんです。
当時は「健康になるための料理や健康法の一つ」というくらいの認識でした。
その後、英国アーユルヴェーダカレッジの卒業生が書いた本を読んだことで印象が大きく変わりました。それまでアーユルヴェーダは難しいものだと思っていたのですが、実は誰でも日常生活に取り入れることができる、健康に生きるための知恵がたくさん詰まっていることを知ったんです。
「もっと深く学んでみたい」
そう思ったのは、それがきっかけでした。
当時、何か体の不調や悩みがあったのでしょうか?
特別な体の不調があったわけではありません。
それよりも大きかったのが、「私はこの人生で何をするために生まれてきたのだろう」「自分の使命は何なのだろう」という思いでした。
以前から健康には興味がありましたし、もしかするとアーユルヴェーダを学ぶことが、自分自身のこれからを見つけるヒントになるかもしれない。そんな期待もあって、本格的に学んでみようと思いました。
アスリートとしての人生を終えた後、「次」を探していた
私は以前、女子サッカートップリーグに所属していました。そこまで辿り着けたことは、今でも自分の大きな自信になっています。
一方で、競技生活を終えた後は、それまで明確だった「目標」がなくなりました。サッカーをしていた頃は、目指すものに向かって一直線に進むことができました。でも、それが終わった後、「次は何を目指したらいいんだろう」「これから何になろう」と、ずっと答えを探していました。
結婚や出産、子育てを経験しながらも、その答えを探し続けていたように思います。
英国アーユルヴェーダカレッジを選んだ理由は?
一番大きかったのは、本場スリランカのアーユルヴェーダドクターから学べる環境です。
また、当時すでに「セラピストになりたい」という気持ちが少し芽生えていたので、アーユルヴェーダだけではなく、解剖生理学、栄養学、心理学、さらにビジネスまで幅広く学べるカリキュラムにも魅力を感じました。
「ここで一年間しっかり学べば、知識も技術も身につけられる」
そう確信できたことが大きかったです。
そしてもう一つ共感したのが、山田泉校長が掲げていた「一億人セラピスト計画」でした。仕事としてセラピストになる人だけではなく、一人ひとりがセラピストのような心を持ち、自分や周囲の人を大切にできる社会をつくっていく。もともと「世の中がもっと良くなってほしい」という思いがあったので、その考え方にも強く惹かれました。
遠方からの受講。不安はありませんでしたか?
私は中部地区に住んでいたので、座学は毎週オンラインで受講し、月に一度、実技のために東京の教室へ通っていました。
オンラインでも授業にはまったく問題がなく、遠方にいながら毎週しっかり学べる環境は本当にありがたかったです。
月に一度東京へ行くのはもちろん大変な部分もありましたが、クラスメイトと実際に会えることも含めて、ちょっとした小旅行のような感覚でもあり、とても充実していました。
学んで一番変わったのは「健康情報に振り回されなくなったこと」
以前の私は、世の中にあふれているさまざまな健康法に、少なからず振り回されていたと思います。「これがいい」と聞けば試してみる。最初は良いような気がしても、しばらくすると「何か違うな」と感じる。その繰り返しでした。
でもアーユルヴェーダでは、単に「これを食べれば健康になる」という考え方ではありません。食べるものだけではなく、いつ食べるのか、どのくらい食べるのか、自分はどんな体質なのか、今の自分の状態はどうなのか。その状態で、何をどう食べたらいいのか?そうしたことを総合的に考えて、自分自身で選択していきます。
「自分の場合はどうだろう?」と考えられるようになりました。
日々の過ごし方や食事、セルフケアなど、実践することはとてもシンプルです。その知恵を身につけたことで、健康だけでなく美容も含めて、「自分の体は、自分で守っていける」という感覚を持てるようになったことが、一番大きな変化だと思います。
「人生を自分の足で歩いている」そう感じられるようになった
アーユルヴェーダを学ぶ前と後で一番変わったことを一言で表すなら、「人生を自分の足で歩んでいる」ということだと思います。
健康についても、人生についても、誰かが言っていることをそのまま受け入れるのではなく、自分自身で考えて、自分で選択する。アーユルヴェーダを学んだことで、そんな人生の軸を持てるようになりました。
これから実現したいこと ─ 「仕方がない」で諦めている人の力になりたい
私と同じ世代には、心や体に何らかの不調を抱えている人がとても多いと感じています。
「年齢だから仕方がない」「更年期だから仕方がない」
そうやって諦めてしまっている人も少なくありません。でも、アーユルヴェーダには、誰でも日常の中で取り入れられる知恵がたくさんあります。
ちょっとした体の不調や心のモヤモヤを抱えている方に、その知恵を一人でも多く届けていきたい。そして、セラピストとして学んだ知識や技術に自分らしさを加えながら、「年齢だから仕方がない」という固定観念を崩していけるようなセラピストになりたい。今はそんな未来を思い描いています。
これからアーユルヴェーダを学びたい方へ
英国アーユルヴェーダカレッジには、山田先生をはじめ、本場スリランカのアーユルヴェーダ医師の先生など、素晴らしい先生がたくさんいらっしゃいます。
セラピストを目指している方はもちろんですが、私は、セラピストになる予定がない方にもアーユルヴェーダを学んでほしいと思っています。
自分自身を変えたい。
今感じている不調を整えたい。
大切な家族を守りたい。
誰かの力になりたい。
そんな思いを持っている方にとっても、アーユルヴェーダの知識は一生役立つものだと思います。学んだ知識は、自分だけではなく、家族や身近な人のためにも使うことができます。
迷っている方には、ぜひ「一歩」を踏み出してみてほしいです。
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