【入学のきっかけ】
2009年に最愛の夫を亡くし、毎日眠れない日々を過ごしていました。急に不安でドキドキしてきたり、なんでもない時に冷や汗をかいたり、今まで気にならなかったことがすごく気に障ったり、何かをやりたい、やろう、などと思う気持ちは全くなく、日々をなんとかやり過ごすことで精いっぱいの毎日でした。
日常生活に支障をきたしてきたころ、ふと、夫の闘病中に調べていた、アーユルヴェーダクリニックへ。
そこでの処方や、アーユルヴェーダ的な考え方に、最初はとても驚きました。また、それでどんどん良くなっていく自分にも、本当にびっくりしました。
やりたいことなんて一つもなかったはずなのに、いつの間にか、もっとアーユルヴェーダを勉強したいと、思うようになりました。
表面的なテクニックではなく、もっと深く教えてくれるところを探し、英国アーユルヴェーダカレッジの説明会へ行きました。
【実際に入学してみて】
私は静岡県浜松市に住んでいるのですが、毎週の新幹線通学は、新鮮で楽しいものでした。
クラスのみんなの前で自分の考えを話したり、未来の話を聞いたり話したりしているうちに、
心がどんどん元気を取り戻してきた気がします。授業は楽しく、アーユルヴェーダの理論、マッサージの理論もきっちり教えてもらえます。
パーリタ先生をはじめ、講師の先生が魅力的で、それぞれの授業でお会いするのが、
毎週とっても楽しみでした。私のクラスメイトは8人。見事にみんなそれぞれに個性の違う、世界にひとつだけの花!笑!
そんなクラスメイト達と出会えて、一年間楽しい時間を過ごせたことは、本当に宝物です。
【卒業後も続けているアーユルヴェーダの習慣】
入学前から、自分でするオイルマッサージを、時々はしていました。入学後、教材の薬草入りのオイルを使用するようになり、ますますオイルマッサージにはまっていきました。
その日の体調にあわせてオイルを選び、マッサージします。それがぴったりはまった時に、不快な症状が改善されていくのが、とても楽しいのです。今は、お客様の体質や、症状をじっくり聞いて、
オイルを選んでいます。手技やオイルの効果を感じていただけて、喜んでもらえた時に、とても幸せを感じています。
【卒業後のサロン開業】
2012年9月、浜松市板屋町に、
アーユルヴェーダサロン「ほしひかり」をオープンしました。あの時の私と同じように、辛く苦しい思いをしている人に、ひとつでも何か役に立つものを届けられたらいいなーと思っています。まだ始めたばかりのサロンですが、「また来たいな」と思ってもらえるようなサロンに出来るように、日々前向きな努力を重ねています。
【これから学ばれる方へ】
今はいろいろな情報が氾濫していて、何が本当で何が営利目的なのか、わからなくなっています。「体にいい」「痩せる」と言われるものは数多くあれど、本当にそれが「自分に」あっているのか、わからない。
アーユルヴェーダを学んでいくと、「自分」のことが、わかります。自分のことがわかると、「自分に合っているもの」が分かるようになります。そうすると、自分に優しく出来るのです。自分に優しく出来るようになると、なんと!人にも優しく出来ます。人に優しく出来るようになると…!わお!いつのまにか、幸せになっていくと思います。
プライベートアーユルヴェーダサロン ほしひかり |
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サロン情報 | https://ayurvedanavi.jp/shop/hoshihikari/ |
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住所 | 静岡県浜松市中区板屋町 |
アクセス | 浜松駅より徒歩5分。第一通り駅より3分。 |