明島美穂さん 総合プロコース第27期卒業
アーユルヴェーダとの出会いは、娘の誕生がきっかけでした
実家が27年前にエステサロンを開業し、その2年後にはアーユルヴェーダを取り入れインドエステ専門サロンに生まれ変わりました。ですので、かれこれ25年前からアーユルヴェーダが近くにあったのです。でも当初わたしは建設業の仕事をしていて、サロンにもアーユルヴェーダにもあまり興味がなくて。オイルを塗って何がいいの?なんて思っていたくらいでした。
そんな私が、アーユルヴェーダを本格的に取り入れるようになったきっかけは娘の誕生でした。喘息やアトピーに悩まされたこともあり、母の指導のもと娘にオイルトリートメントをするようになりました。
すると塗っているうちに娘の喘息、アトピーが鎮静し、情緒も安定し始めたのです。二番目の娘も病弱だったこともあり、必死でオイルマッサージを学びました。2人の娘たちにオイルマッサージをやればやるほど、回復力、免疫力すべてに効果が認められ、病院の先生も目を丸くするほどになったのです。
「娘たちとともにアーユルヴェーダに生きよう」 そう覚悟を決め、実家の稼業を継ぐ決心を!
娘たちにオイルマッサージを施し、母からアーユルヴェーダを学ぶうちに、この自然の治癒力を活かした伝統的な健康・美容法のことをもっと知りたい、と思うようになりました。また、私は整体やデトックスセラピストの資格を持っていたのですが、そこにアーユルヴェーダのオイルトリートメントを組み合わせることで最強になる、という確信もありました。
アーユルヴェーダをもっと深く知るためにも、きちんと基礎から学びたい、デトックスの仕組みやオイルの不思議を知識として自分のものにしたい、と強く思うようになりました。そういう事まできちんと教えてくれるアーユルヴェーダの学校はないかとネット検索して、英国アーユルヴェーダカレッジのサイトに辿り着きました。
1億人セラピスト計画に共感
そこで私は「一億人セラピスト計画」という言葉に出会いました。一家に一人セラピストがいれば、自分や家族の健康を守れます。そして一人一人がセラピストマインドを持つようになれば、皆が自分自身の心身の健康を守ることができるようになります。自分だけではなく知人・友人・家族にアーユルヴェーダを広められる人材を、いわばアーユルヴェーダの伝道師を育てる、そんな想いが詰まった学校なんだな、と強く共感を覚えました。
私が知りたい内容はここで学べる、アーユルヴェーダを古典からその神髄まで学べる。いまやるしかない!そんな熱い想いでカレッジの扉をたたきました。
クラスメイトや家族に支えられて
私のクラスは、遠方(山形、新潟、静岡、大阪)からの生徒が多く、通学の苦労も分かち合えてすごく気が合いました。授業の日は5時半に起き、帰りは21時過ぎ。平日仕事をしながらでしたので、正直くじけそうな時もありましたが、仲間に支えられながらなんとかやり遂げることができました。
アーユルヴェーダ理論の授業では、たくさんの質問が飛び交い、ときに議論の場となりました。テキストには、パーリタ先生の言葉やクラスメイトとの議論がギッシリと書き込まれています。また、メディカル、薬草学、経営マネジメント、健康管理、メークアップなど各業界のプロに学べたことも貴重な経験でした。また、マッサージの手技である「タイラヴィマルダナ」は、いままでどこのサロンでも受けたことがなく、新鮮な驚きの連続でした。他では習えない特殊な手技で、今のサロンでもメニューとして取り入れています。
私が1年間頑張れたのは、何より家族の応援があったからだと思います。通いだした頃、下の子はまだ1年生になったばかりでしたが、「ママ、明日学校?お勉強頑張ってきてね。お利口に待ってるからね」と必ず寝るときに言ってくれました。本当によく我慢をしてくれたと思います。1年間、協力してくれた両親とわがままも言わず通わせてくれた子供たちにも感謝してます。本当にありがとう!
テキストを人生の虎の巻に!
今でも当時のテキストをお店に置いて、時間があれば見直しています。クラスメイトのメモも一緒に。
今でも仕事や生活をしながら常に疑問がわいてくるからです。
その答えを探りながら、日々学びを深めています。
まだまだ腑に落ちないところもありますが、そこは、これからの人生のなかでかならず学びの機会が訪れるのだと思います。
オイルマッサージがきっかけで始めたアーユルヴェーダでしたが、今となっては生き方そのものに影響を与える大きな存在となりました。
パーリタ先生、山田先生ほか、諸先生方には、ほんとうに感謝しております。
健康とは心の在り方です
この学校での学びをとおして、健康は体だけでなく心が重要であることを学びました。そしてセラピストとしても、お客様への言葉に重みが生まれました。私自身、真の健康とはなにか、人生の意味とはなにか、そんなふうに自分自身に向き合い、問いかけ続けた1年でした。いまもそれは続いています。
この学校は自分を変えたくて、人生のターニングポイントを迎えて入学される方が多いと思います。私もその一人でした。自分を好きになりたい、人生の意味を教えてほしい、と。
まだまだ修行中ですが、いまでは自分をわかってあげられる、自分に寄り添い優しくできる、そんな風になれたと思います。
「人を癒す前に自分自身のセラピストを目指してほしい。」 これが、私から皆さんへのメッセージです。人のことを理解してあげる前に、自分のこと理解してあげていますか?それこそがセラピストへの第一歩なのだと思います。
インドエステ専門店 Garsana (ガルシャナ) |
---|
HP | https://garsana.com/ |
---|---|
住所 | 千葉県君津市外箕輪2-2-6 |
ご予約・お問い合わせ | tel: 0439-54-8220 |