ビーツを食べましょう
食べる輸血と言われるほど栄養価が高く、スーパーフードとして人気が高まっているビーツは、アーユルヴェーダの滋養食としても知られています。
目次
スーパーフード『ビーツ』
ビーツの栄養価
特徴的な赤紫色をしていますが、その色素はベタシアニンというポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持っています。抗発癌性を示すことも研究されているとのこと。そして食べる輸血と言われるように、鉄分や葉酸などの血液に有効な栄養素も多く含みます。また、ビーツを摂取することで体内でNo(一酸化窒素)という成分が作られ、この成分は血管を拡張させて血流をアップしたり、血栓を予防する効果があることがわかっています。その他にも、マグネシウムやカルシウム、亜鉛などの主要なミネラル、ビタミン類、食物繊維などを豊富に含みます。
どんな効果があるの?
このように有益な栄養素をたくさん含むビーツ、その作用や効果は多岐にわたります。
アンチエイジング効果、血液の浄化作用や貧血予防、整腸作用、免疫力の強化などに加え、ガンや認知症の予防、肝機能の向上なども研究されています。
アーユルヴェーダ的には?
アーユルヴェーダ的には、ヴァータとピッタの鎮静に有効です。ピッタが強いわたしには欠かせない野菜なのですが、梅雨の時期や夏から秋にかけておススメの食材です。最近では、スーパーでも買えるようになり、とても身近になりました。アーユルヴェーダでは、スパイスや岩塩、コショウなどを加えたスープがよく紹介されます。わたしはマリネにすることが多いです。簡単なのでレシピをご紹介しますね。
ビーツマリネの作り方
材料
- ビーツ:1コ
- 玉ねぎ:みじん切り適量
- クルミ:適量
- ★オリーブオイル:大さじ3強
- ★レモン汁:大さじ2~お好みで
- ★岩塩:少々
- ★コショウ:少々
- ★ハチミツ:大さじ1
作り方
- ビーツは適当な大きさに切って、水から茹でます。
この時、真っ赤な煮汁が出ます。もったいないので岩塩とコショウなどで味を整えてスープにしています。 - 茹であがったらお湯を切り、冷まします。
ハチミツを加えるので、40度(手で触れるぐらい)まで冷ましています。ハチミツを使用しない場合は、粗熱が取れたら次の工程に進んでも大丈夫です。 - ★の材料を全て混ぜ合わせ、ビーツ、玉ねぎ、クルミと合わせて冷蔵庫へ。
作るとどんどん食べてしまうので、すぐになくなってしまうのですが、冷蔵庫で1週間ぐらいであれば保存できると思います。
ビーツを食べて血液をサラサラに!免疫力を上げていきましょう!